こけしやで

こけしが日々あったことをつれづれ

時計じかけのオレンジ

初読書ブログ投稿!
まずは愛読書から…と出してきたのがこの本です。
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ビブリア古書堂シリーズの2巻目に出てくる本でもあります。それがきっかけで読んだ方も多いかも。私もその一人です。


主人公はアレックスという男の子。この子が読者に語りかける形で物語は進んでいきます。

ま〜この子が悪い子なんですよ。金は盗むわ人は殺すわおばあちゃんの家には入るわで。

まぁやっぱりでも悪いことしてたら捕まるってゆうか、この子も捕まっちゃうんですね。まあ物語は捕まってからが本番って感じなんですけど…
刑務所に入ると神父や大臣などたくさんの大人が出てきます。この人たちもものすご〜く怪しげであとから「あっこの人いい人やったんや!」とか「この人あかんやん」ってなる。それがまた醍醐味でもあります。

そんな大人たちに誘導されてアレックスは刑務所の中である「実験」を受けます。読んでもらえればわかるんですがこれがとてつもなく酷い実験でして、ここばっかりは悪いアレックスに同情してしまう部分があります。

その後アレックスは刑務所から出されますが「実験」のせいで暴力がふるえなくなってしまいます。一見いいように思えますが実はただの「弱者」になってしまいます。刑務所に入る前にいじめていた人からいじめられたり…

そして4章。ここが実は私の一番好きな章です。人の掌返しというか自業自得というか…なんともいえないスリルがたまりません。

そしてラスト。アレックスはどうなるのか…


この本ははじめに開いた時に「ちょっと読みにくそう…」と思う人も多そうな本です。
なぜならカタカナの横にフリガナがついているから。しかもそれがほとんど。(例えばデングの横におかねと書いていたり)
ただ一回読んだら慣れます!是非1度読んでみてください。

1度ビブリア古書堂2巻を読んで、少し軽めに内容に触れてからでもおすすめです。


ハヤカワepi文庫  740円+税



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初めての読書ブログいかがだったでしょうか…
小説書くよりも自分の思いを伝えることが難しいとは…
内容ばらさずに、ってところもあるかもしれないですけど。笑

まぁゆる〜くやっていきますので、皆さんどんどんコメントよろしくお願いします!